2008年08月25日

生かせる命を繋いで・・まおのこと

メルが里親さんのお宅で馴染んでいた頃、catnapの千葉支部長の
ペリさんより千葉のセンターでキャバリアの男の子が収容されて
いて、お預かりできないかという打診がありました。

私もメルミンを里親さんの元へ届けたばかりだしお役に立てるなら
と思い、話を聞いたところ、疥癬にかかっていて脱毛が酷いとの事。
歳も結構いってそうで目が白濁しているとのことでした。
それでも他の団体からのオファーがあるかもしれないとの話だったので
じゃあ、またどうなったか結果教えて下さいということで、その時の
お電話は切りました。

そしてしばらく彼に他の団体からのオファーが入らなかった事を
知りました。
しかし、先住犬が我が家におり、共働きという状況なので、
疥癬の子を預かることはケア経験もないので難しいという現実的な
話もさせて頂きました。

その後、小梅さんがセンターへ迎えに行ってくださって、
協力トリマーのりんえんさん&同僚Rさんがキレイに
してくださって、そしてペリさん宅でプチステイしていた
キャバリア君が疥癬を治して8/23土曜に我が家にやってくることに
なりました。
ちょっと予定していた時期より早いんですが、まぁそれも運命と
いうことで、、、しかも予想外でーすという事実が、、汗汗。

キャバ君ではなくキャバ「ちゃん」であったことが判明・・あせあせ(飛び散る汗)

というわけで「まお」ちゃんと名づけました。

疥癬の影響で脱毛具合が痛々しい。
でも初めの収容時と比べるとずいぶんこれでも毛が生えたそうです。
meru082401.jpg

出産経験も何回もありそうで、そしてすわりダコも出来ている。
あなたもメルミンと同じく繁殖犬だったんだねと思い返しました。


でも大丈夫!!
あなたにはもう幸せしか待っていないんだから顔(笑)
meru08252.jpg
↑色は違えどメルミンとちょっと顔つきが表情によって似ていて、
私、土曜にちょっと泣きそうになりましたよ、また。
まおはルビー(茶色)のキャバリアです。
顔が写真で白く見えますが、年老いているわけではなく・・・
(ちょっと損かもしれません、汗)痒がるので洋服着せてますが、
胸の飾り毛も白いです。
言い方は悪いですがルビーの「ミスカラー」です。
本来キャバリアのルビーは茶色一色が好ましいとされています。
まおの個性ですから私はなんとも思いませんがたしかにちょっと
ペリさんが「モンキー」と名づけたくなった理由がわかります、笑。
時間はかかるかもしれませんが毛が少し生え揃ったらかわゆい
キャバとなると思います。

まおの年齢はセンターから出てきた後の歯のチェックで、
初見よりも若く4歳くらいではないかとの話です。
目の白濁も白内障ではなく角膜炎だったので、しばらくの間
疥癬はしつこいらしいので二週間後の再検査まで出来る限り、
心と皮膚のケアに努めていきたいと思いますGood

また預かりブログが立ち上がったらこちらでもご紹介させて
ください。
そして、今回、まおのお預かりに対して、心から応援下さった
メルミンの里親様の温かいお気持ちに感謝しております。
また、メルミンのブログに訪問くださった皆様にもこのことを
お知らせいたしたく、こちらの場所をお借りしてまずは書かせて
頂きました。

私も皮膚ケア初心者なので試行錯誤ですが、どうにか頑張って
いきたいと思っています。

ニックネーム ishimin at 01:23| Comment(2) | TrackBack(0) | メルの預かり日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月19日

お礼と近況

メルミンが天国に行ったことに対して、本当に沢山の方が、
こちらのブログを覗いてくださったようでアクセスも多くて、
感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてご自分のブログに転載して下さったり、お悔やみのコメントや
励ましのメールを頂いたり、皆様のお気持ちには重ね重ね、
お礼申し上げます。

13日にメルミンの里親さんと初七日は過ぎてしまいましたが、
お寺にお参りに行かせて頂きました。
(里親さんは初七日もお寺にお参りに行ってくださいました。)
そしてお家で奥様の手作りのランチをご馳走になってしまったり、
夜は楽しく我が家の愛犬ミューさんも連れて焼き鳥屋さんで
遅くまでメルミンの楽しい想い出を語らせて頂きました。
こんな時間もあの子がくれたプレゼントなのかな。
そんなに気を使わなくてもよかったのにね、メルミンは本当に
よい子で可愛いお嬢さんでした。

我が家に写真を現像して、小さいですがメルの想い出スペースを
作りました。
meru08181.jpg
本当に表情が豊かになった可愛い写真ばかりを集めたので、
見るたびに微笑ましくなってしまう、もしかしたらまだメルミンは
生きているのかもとか思ってしまうishiminです。

みんなに生きてる価値がある。
そしてみんなに平等に幸せになる権利がある。

そのお手伝いを細々とですが今後も続けていければと思っています。

里親さんには保護犬にとメルミンが使うはずだった物資をご寄付
頂きました。
本当に悲しみの中、保護犬にお気遣いを頂きまして感謝の気持ちで
いっぱいです。
頂いた処方フードの一部はもうすでに必要としている預かりさんへ
ペコ母さんにお願いして送って頂きました。
私の手元にある分もまだきちんと整理していないのですが、
会の中で整理した上で呼びかけていこうと思います。

メルミン・・。
つぶらな瞳、そして可愛い尻尾フリフリ。
私は忘れないよ、あなたと出会えて本当によかった。

心からそう思います、そして一生忘れないと思います。

メルミーン、早く生まれ変わっておいでーーー。
そしたらまた出会いたいな。
そして里親さんとまた家族になれたらうれしいね!

ニックネーム ishimin at 00:20| Comment(4) | TrackBack(0) | メルの預かり日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月07日

メルが教えてくれた事

8月6日水曜日
スタッフでお見合い〜お届けまでお手伝い下さったペコ母さんと
一緒に里親Y様と共にメルを青空に帰してきました。
メルが亡くなった8月4日月曜夕方から、天気は崩れ、そして
5日火曜の空はまるでメルの死を悼むかのようにたくさん
たくさん泣いていました。
私もまさしくあの日の天候そのもののようで号泣したり、
少し落ち着いてまた号泣したりを繰り返していました。
おそらく里親様も私以上にそんなお気持ちであったと思います。

しかし水曜は抜けるような色の夏空になり、メルミンは真っ青な
お空にきっと迷うことなく昇っていくことが出来たと思います。
あの子が晴天にしたのかな、明るく見送ってくれよって思ったのかな。
そう思うくらいのきれいな青空でした。

里親さんはメルの里親になったことをメルミンに感謝こそすれ、
決して後悔していないと自らおっしゃってくださって、あの子は
本当に幸せだったんだなと改めて思った次第です。
そしてその言葉を聴いて自分勝手かもしれませんが私の心は
救われました。
こんな状況でも私やペコ母さんのことを気遣える里親さんは本当に
素晴らしいご夫婦だと思います。
預かった私ももちろん同じ気持ちです。
こんな悲しい思いをするのなら出会わなければよかったとは決して
思いません。
何度も書いてしまいますが本当にメルミンと出会えてよかった。

お骨になった彼女は頭蓋骨も残らないくらい小さく、そして骨も
まるで鳥のように細くもろく、ずっと長い間、飢えと恐怖と共に
暮らしていたことを身を持って私達に教えてくれました。

繁殖犬の過酷な生活をメルが残してくれた真実を、私もペコ母さんも
強く重く受け止めました。
無念ですが、自分のできることは続けていきたいと心から思いました。

葬儀にご同行いただいたペコ母さん。
お花をメルミン宛に託して下さったcatnap代表、かるころさん。
個人的にお悔やみのメールを下さった皆様。
こちらのブログにお悔やみのメッセージを下さった皆様。
そして私の愛犬ブログにお悔やみのメッセージを下さった皆様。

里親様からもお礼をくれぐれも申し上げて欲しいとのメッセージを
頂いております。
この場を借りまして私の感謝の気持ちも込めて重ね重ねお礼
申し上げます。

メルミンは今、沢山のキレイなお花に囲まれ、先住犬だった
さちちゃんと共に里親様のお宅へ戻ってきています。
myu86.jpg

よかったね、やっと我が家に帰ってきたね。
里親様はあなたの帰宅をずっと楽しみに待っててくれてたんだよ。

今はゆっくり眠ってください。

そしていつか生まれ変わって里親Y様の元へ帰ってくるんだよ。
みんなが笑顔で待ってるからね。

ペコ母さんがメルミンのことをブログに残して下さっています。
是非とも合わせてお読み頂けましたら幸いです。

ペコ母さんのブログはこちらです。

メルミンへ
私は負けないよ。
そしてあなたの残してくれたこと、どうにかできないか立ち止まらず、
考えていこうと思う。そして出来ることを続けていきたい。
だからどうか里親Y様ご夫婦共々私達を見守っていてね。

里親Y様ご夫婦へ
本当に本当にメルミンを見送って下さりありがとうございました。
すぐに立ち直るのは難しいことは重々承知ですが、メルミンへの事で
後悔することはまったく何一つありません。
メルミンが自分で手繰り寄せたご縁とはいえ、あなた方は彼女にとって
理想の里親さんであり、そして心からメルミンを愛して下さいました。
預かりの私からも心よりお礼申し上げます。
そしてこれからもよろしくお願い致します。


※本当はブログを書けば思い出し、写真を見ても思い出しで涙が出て
更新も出来る気分ではなかったのですが、メルが教えてくれたことを
私がきちんと書かなければと思いました。
きっとペコ母さんも同じお気持ちで更新下さっていると思います。
里親さんもブログに載せることを許可くださっています。
人間は口で伝え、情報を伝える力があります。
是非とも知って欲しいこと、それをお伝えしたく、頑張って
書きましたがつたない文面ですみませんがここで今日は筆を
置きたいと思います。

ニックネーム ishimin at 18:16| Comment(10) | TrackBack(0) | メルの預かり日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

メルミン天国へ旅立ちました

8月4日に我が家の預かり犬だったメルミンは天国へ旅立ちました。
メルは先週7月26日に体調不良になり、里親様もすぐに病院へ
連れて行って下さいました。
そして以前から持病のある肝臓の調子が思わしくなく低血糖
だったのでそのまま、病院に入院となりました。
里親様は毎日車でしか行けない動物病院へメルに逢いに面会に
通ったり、一時帰宅が出来ないか先生にお願いして下さったり、
あの子の為に尽力を尽くしてくださいました。

そして肝臓の手術をしないとこのままでは危険だという
先生のお話の元、リスクも話し合った上でメルは手術に臨みました。
今までセンターから救い出され、Y様という素敵な里親様に巡り合った
強運を信じて、里親様も私もメルの元気な帰宅を信じていました。

しかし、メルは天国へと旅立ってしまいました。

お辛いところを里親様がお話下さいましたが、先生の術後の説明
いわく、メルの内臓はボロボロだったそうです。
胆嚢は真っ黒になり、いくつも石があり、肝臓もひどい状態であった
とのことでした。
とても今まで通常の生活を送っていたのではなり得ないような状況
だったようです。
もうメルの体は限界だったみたいです。

センターから救い出してもらった時、ブリーダー放棄犬と思われる
メルは声帯が切られていました。
歯は真っ黒でところどころありませんでした。
沢山子供を生んだおっぱいをしてました。
そして肝臓が悪く、結石もあって血尿をしていました。
里親様が病院で調べてくれたところ、背骨も狭いところで
暮らしていたようなひどい変形があったそうです。
メルはブリーダーというか繁殖屋に使われるところまで使われて、
体調が悪くなって捨てられたのでしょう。
なんでそんなひどいことが出来るのか、私達には到底理解できませんが、
こういう人間がいるのは事実なんです。
愛犬じゃないんですね、繁殖の道具なんです。
メルみたいなのがホームセンターや大型スーパー、ペットショップへ
卸している安価でショーウィンドウに並ぶ子犬の親犬の姿なんです。
自分のワンちゃんの一生の生活経費で考えて頂ければ、安価な子犬の
親犬の姿はすぐに想像がつくと思います。

だから本当に私から皆様にお願いです。
もし今後ワンちゃんを迎えようとお考えになった時、この話を
思い出して欲しいのです。
どうか父犬、母犬の顔や生活もわからない店やブリーダーからは
どうか子犬は買わないで下さい。
購入するならば時間もかかるし面倒かもしれませんが、きちんと
生活環境を確認して幸せな子を迎えてあげてください。
もちろん保護犬を迎えて欲しいという気持ちは活動をしているので
思う気持ちはありますが、そうではない場合にも少しでよいので
考えて欲しいのです。

私が出会って、心を通わせてからのメルはとても一生懸命で、
楽しそうで、そして報告の中では里親様の元でメルミンは
とても嬉しそうで自信に満ち溢れたお顔を見せてくれました。

私の元で三ヶ月、そして里親様の元で一ヶ月。

あっという間に私達の横を駆け抜けて入った犬生でしたが、
最後にY様ご夫婦という自分のことだけを愛してくださる
お父さんとお母さんに看取ってもらったメルミンはとっても
幸せだったと思います。

メルと出会えてよかった。
本当に幸せな時間をありがとうね。

救うことをご決断くださった代表、pruuさん。
メルのお世話をしてくださった皆様、応援してくださった皆様。
お見合いをお申し込みくださり、逢いに来てくださった皆様。
そしてブログに来て読んでくださったり、コメントくださった皆様。

そして、短い期間になってしまい、本当に申し訳ない限りでしたが、
それでも家族として温かく迎えて、最後の時間まで温かく優しく
メルミンに寄り添ってくださった里親のY様ご夫婦には
感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

昨日、ご迷惑を承知で早速メルミンに逢いに行ってきました。
メルミン、とても良い幸せな今にも起き出しそうな表情で眠って
いました。
里親さんを慰めなくてはいけないのに、ティッシュの箱を使い切る
くらい自分が号泣して帰宅してしまい、本当に駄目な預かり母を
メルミンもハラハラしながら天国から見ていたかもしれません。

明日、里親様がありがたいことにメルの葬儀をしてくださるので、
参列してきたいと思っています。

明日はきちんと見送るように頑張るからね。
天国から見ていてね。

ニックネーム ishimin at 17:52| Comment(9) | TrackBack(0) | メルの預かり日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする